犠牲祭(クルバンバイラム)

トルコでのお正月の代わりになるお祝い大イベントがバイラムで、11月中旬にクルバンバイラム(犠牲祭)がありました。その名の通り、羊やヤギ、牛などを金持ち(ある程度の収入がある人)が買い、貧しい人や政府にその神聖な肉や皮を分け与えるというイスラム教徒のお祭りです。

今年はトルコ人のお友達に招待されて、ホームステイを兼ねて3泊4日でトルコ南部のアダナ地方メルシンという街に行ってきました。この犠牲祭、神聖なイベントながら見慣れていない私達にとっては衝撃が強いもので、まだ小さい子供達に見せてもいいものかどうか、家に着く直前まで迷っていました。
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が、家に着いたら門のすぐ前で既に行われており、子供達も言葉もなく直視。。。
私が心配になって「あっちで、あそぼうかー?」と言うと、「えー、いや、見とく!」
と、独特の匂いが充満する中、一部始終見てから、裏庭につながれて順番待ちのヤギの方へ少しずつ歩み寄って、その辺に生えている雑草をとって食べさせたり、なでなでしたりして平和なひと時を過ごしていました。もちろんそのヤギにも順番は回ってきて、親戚のお兄さんが連れて行こうとしたとき、Kは「えー?なんでー?かわいそうだねー。。。。」と力のない声を出したのに対し、なんとRはお兄さんを手伝って一緒にヤギを連れて行くたくましさを見せて、私達を驚かせました。
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全部終わってから、すぐに女性達は肉を切り調理をします。カヴルマという神聖な肉料理を、まだ匂いの残るその庭でいただきました。
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子供達も「おいしいねー。おかわりー!」と言ってモリモリいただく中で、これまた驚いたのが、Kが「これ、どっちのおにくー?ひつじ?やぎ?」と聞いたこと。
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現代の日本では、決して見せることもないし見ることもできない、残酷に見える行為だけれど、
こうやって犠牲になる羊やヤギ、牛などが(もちろん、それらを処理する人たちも)いるおかげで、みんなおいしくお肉を食べているんだよと身をもって教えることができたのかな、と今は感じています。Yummy
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by kuromboturkey | 2010-12-04 19:19 | yummy  

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